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今年の目標の一つはタマムシを見ることだった。図鑑を見ると種類が多い割に、ほとんど見たことがない。メタリックで色もよく体型もかっこよく、目も大きいと写真向き。それをいつも行く観察地で偶然にも達成できた。ハムシのような感じを想像していたが、全然違う。ナガタマムシは簡単に言うとコバチのような虫だった。日当たりのいい所で、小さな虫がたくさん葉表を歩いたり飛び回っており、何かよく分からず写真に撮って、拡大してタマムシとやっと分かった次第。
1.ウグイスナガタマムシ 5388 非常にすばしこく敏感な個体も多い。しかし、鈍い個体はどの種にもおりそれらを撮影した。金属光沢が強く、本来の色がよく分からないが茶色っぽい。表面は鏡面かと思えば、拡大画像のとおり細かい模様に覆われていて楽しめる。さすがに顔の正面から拡大画像を撮らしてくれる虫はいなかった。 体長6.7mmとほっそりしている。コメントのようにウグイスナガタマムシの可能性が高いらしいので、タイトル変更。ネットで画像を探すとちらほら見つかるが、どれも同定は自信が無いものが多い。やはり難しいのだろう。個人的には普通種なら私の図鑑に載っていて欲しかった。 2.アオグロナガタマムシ 5406 じっとしていると交尾する個体も出始めた。交尾個体で測定すると、オスの方が少し小さく、約4mm、メスは5mmぐらい。種名は似た者が多くてよく分からない。 甲虫を専門にやられている方からコメントをいただき、前3枚はウグイスナガタマムシだが交尾を含む後ろ3枚はアオグロナガタマムシだそうである。3枚目と4枚目を比較すると前翅の長さが異なる。上翅の凹凸感もアオグロの方が大きい。この差は、オスメスの差かと思っていた。 ネットで検索をかけるが、アオグロの確かなきれいな画像が見つからなかった。これは図書館に行く必要がありそう。とりあえず、2つに分けておく。コメントも全面的に書き直した。(11年7月2日) 宮崎市鏡洲 竹ノ内、 2011年5月14日
by tukikui
| 2011-06-05 20:32
| 小甲虫
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