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台風17号は予想より少し東にそれたため朝から晴れ間が出てきた。今日は1日撮影は無理かと思っていたが、急遽出発。川は増水し、風もやや強く、虫は少なめ。しかし、こういう日は普段出会えないような虫に出会えることがある、、、
いつもの神社の手洗い場で風に大きな羽を揺らしている虫がいた。ぱっと見で初見のハネナガウンカと分かる。慎重に撮影に入る。風が強いので、周りに鈍感で助かった。 まずは、赤い支脈に臙脂(えんじ)色の模様の透明な羽から。場所が悪い上に羽が2cm近くあるので、1枚で全体にピントあった画像が撮れなかった。ストロボの角度で紫から緑まで色が変わって見える。肉眼ではほとんど透明だが少し紫色がかっている。画像では一部とんでしまっているが、つや消しの白の縁取りの配置が絶妙。 胴は5mm以下で小さく、複雑な顔の凹凸は肉眼ではどうなっているのか分からない。2本伸びた棍棒状の触角を捕らえるのがやっと。一通り撮って、よい場所に移動してくれないか葉っぱを差し出すと、つれなくピーンと跳ねて強風の中に消えた。 7月に撮影したこのハネナガウンカの幼虫を撮った所から50mぐらいしか離れていないので、親子の可能性もあるが、触角の形がかなり違うので、どうも違うようだ。 田畑氏の文献で絵あわせすると、アヤヘリハネナガウンカとすぐにわかる。ネットで検索すると1000件以上あり写真も多いが、どのコメントも美しいとほめているものばかり。ファンはかなり多い。参考には、幼虫の画像も載っている、おちゃたてむしさんのところと、やや詳しい情報のある、むいむいのお時間にリンクを張っておく。 宮崎市鏡洲 丸野神社、 2012年9月30 日
by tukikui
| 2012-09-30 23:12
| カメムシ
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