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道に長いヒモが落ちていた、今年初めてのヘビだった。普通は人の気配で高速で逃げるのだが、動きは遅く堂堂としている。長さは1mぐらい。頻繁にハイキング客が通るので、出てきたばかりか。
草むらに入り、見えにくくなったが、こちらの存在をあまり気にせず、右側の崖の方へ時々止まりながらゆっくり進む。 そのまま少しオーバーハングした2mぐらいの崖を上手く岩の凹凸で体をくねらせて固定して一気に登り切った。 その後、細い灌木に沿って体をまっすぐに伸ばして木登りを始める。50cmぐらいの高さの枝の分かれた所で少し体を曲げると、その摩擦だけで全身登りきる。その後は斜めの枝に時々体をくねらせて胴より細い枝の上を上手く這っていく。真下からみると腹側は白っぽくてよく目立つ。時々回りを見ながら枝を渡っていった。音は全く出さなかった。餌を探しているのだろうが、まだ蛙は少ないので、昆虫も食べるのだろうか。 ネットでヘビの種類を同定してみるが、特徴は目の後ろが黒いのと、薄く体に模様が出ているぐらい。これから、縞がはっきりしてくるシマヘビの幼体ではなだろうか。 追記(2015/6/15) white-wingsさんから、目が金色っぽいので、オアダイショウと教えて頂きました。ありがとうございます。 しかし、どの画像から目が金色と分かったのでしょう。あまりわかりやすいものはなかったので、追加で載せてみました。確かに、赤と言うより黄色でした。いくつか画像を検索してみたのですが、自分ではまだ、判断は上手くできませんでした。Wikiでは、目の色はオリーブ色と表現されていました。 宮崎市鏡洲 加江田渓谷、 2014年 4月18日
by tukikui
| 2015-04-19 15:20
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