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小さな蛾を小蛾のカテゴリで書きます。大体1cm以下の大きさを扱います。
目が慣れていない頃は冬には中型以上の成虫越冬の蛾しかいないと思っていましたが、慣れてくると意外に小蛾にも成虫越冬や、秋の終わりでも活動している蛾が見えてきました。個人的に小蛾は虫の中で一番好きなので、1年中楽しめるようになりました。 さて、下の写真は白い地色の羽先に黒い点があるので、ハモグリガ科だと思い日本産蛾類大図鑑で絵あわせしても、該当する模様はありませんでした。しかし、ふとコハモグリガ科を見ると非常に似た種がいました。ミカンコハモグリです。成虫でも越冬と書いてありましたので、これにします。ハモグリガとの違いは、 「後脛節背側に細刺毛列がある」とあり、写真判別は相当運がよくないと無理でしょう。 この類の蛾の特徴はなんと言っても、羽先にある体の前後をだます模様です。羽先の黒点を眼として茶色の胴、黒い足3本、触角2本、体を表す線が頭に向かって延びています。みごとな擬態(?)ですが、どのような捕食者に対して有効なのでしょうか。やはり視覚で捕食する鳥やクモ、カマキリなどでしょうか。いや、カマキリは、動かないと反応しないから、関係ないか。フキの葉裏にいました。 宮崎市木花 木花神社、 2011年1月15日
by tukikui
| 2011-01-27 01:43
| 小蛾
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