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1枚目と2枚目で羽の色がだいぶ違って見えるが、1枚目の方が肉眼の感じに近い。鳥の糞に擬態している蛾でデザインが面白い。白の部分が鳥の糞の白いねばねばした部分の透明感をよく出している。このように鳥の糞に擬態している虫は多いので、結構効果があるのだろう。しかし、よく見ると黒い部分の背中に毛の束があったり、水色の鱗粉がちりばめられていたりと、楽しみどころは多い。複眼の模様も偽瞳孔の周りに6コの明るい点と6本の放射状の筋が見え複雑である。
3枚目と4枚目の写真を比べると分かるが、複眼の模様はすべて見る方向と共に動いて見える。触角の下では毛(鱗粉?)が渦を巻いてその中心からは、単眼がこちらを見ている。ヒメハマキは派手な種もよいが、どの種も詳細に観察すると味があって好きだ。 宮崎市鏡洲 、 2011年5月14日
by tukikui
| 2011-05-20 22:31
| 小蛾
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