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一部苔むした石柱に何かせわしなく動く小さな者がいる。とても素早くて何かさえ分からない。追いかけ回して写真を撮ってみると、どうやらコバエのようだ。アリよりも速くしかも不規則に方向を変えるので、ピントが合わせられなかったので、少しぼけているのもあるが載せてある。かなり追いかけ回しても飛ばずに走り回る。足には相当自信があるらしい。
複眼が頭のほとんどを占めており首が細い。触角は短く細い。前足の腿節が異常に太くなっていて力が強そう。鎌のようにえさの捕獲に使うのかもしれない。翅は先端を覗いて濃いめの灰色。頭の先から翅先までで3.5mm程度。 複眼と前足にかなり特徴があるのだがネットの図鑑では似たコバエを見つけきれなかった。オドリバエ科やアシナガバエ科あたりか? おちゃたてむしさんが上げている「捕食性のハエの一種」が割と似ているが、そこではオドリバエ科となっているようだ。そこのコメントを読んでいくと、このコバエの中脚の腿節も少し太くて特化しているように見えてきた。 最後の2枚は頭を下にして珍しく静止し、コケの中に腹部を差し込んでいたように見えた。産卵行動かもしれない。 宮崎市鏡洲 丸野神社、 2011年8月20日
by tukikui
| 2011-08-24 01:36
| コバエ
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