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目の前の小枝にクサカゲロウが降り立った。ピンクがかった薄紫のような微妙な色をしていた。構造色ようで見る角度を変えると羽の色が変わって見える。全身薄い毛に覆われていて弱々しい感じ。頭部は黒い目がよく目立つ。このくらいの撮影倍率では複眼が一つ一つ分かれて見えない。触角は数珠状で、ゴキブリのものと少し似ている。
頭から羽先まで約21mmあり、中型。最後に翅脈を拡大してみた。縦方向の脈が平行で、四角形がずらりと並んでいる。トンボのものとはかなり異なる。こちらの方がより原始的なのだろう。 ezo-aphidさんにより、スカシヒロバカゲロウと教えてもらう。検索すると確かに同様のカゲロウがたくさん出てきた。頭がオレンジ色で複眼が黒の種はこれともう1種しかないらしい。 宮崎市鏡洲 加江田渓谷、 2011年9月3日
by tukikui
| 2011-09-08 23:29
| 昆虫
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