崖の少し高いススキの裏に何かとまるまるのが見えた。雨が時折落ちるので、雨宿り兼、今日のねぐらか。触角は長く、腹部の部分のくびれが細く、腹端に向かい大きくなっている。体は全体がオレンジ色。 中型で体長2cm弱のハチだが1方向からしか見ることができず、羽の模様など見れなかった。
腹部と触角を拡大してみた。触角は微毛が生えているが特に構造は無い。腹部はやはり、微毛に覆われて点刻のように見える。色と形はからすみのようだ。腹端はピントが合っていないが産卵用の針ような物が見える。
「寄生蜂の解説」によく似た写真が載っているので、ヒメバチとした。
宮崎市木花 木花神社、 2011年10月15日