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赤い眼に黒い体のよく見るタイプのコバエだが、羽をやや開いてとまっていて、翅脈が重ならず見やすい。しかも葉っぱを持って接近しても飛んでいかなかった。羽の後縁がぼろぼろになっている。コバエは、複眼が美しくつい撮ってしまう。
体長2.5mm。前翅長2.4mm。羽を通し見える腹部が小さめで胸部に対して小さく見える。中胸部がつるりとしているので、無弁翅類。あとは、翅脈を片っ端から見ると、クロコバエ科か?? 追記 ezo-aphidさんに詳しく調べて頂いて、詳細が分かった。 ハモグリバエ科Agromyzidaeで、Japanagromyza属か、Agromyza属のいずれかだそうです。MOKUROKUで調べると前者で7種、後者で17種も登録されていました。重要な農業害虫で、ネットで情報は多いが画像は少ない。簡単言うと葉っぱの絵かき虫の親らしい。 参考に、笹川満廣氏の記事とDiptera.infoにリンクしておく。いろいろ見て分かったのは、この翅を少し開いてとまる止まり方は、たまたまではなく、この科では典型的なもののようで、今後役立ちそう。(単純には使えないので注意) 平均棍の色は、画像を探したのですが、平均棍自体が見あたりません。かなり小さいのか、真上からでは見えない位置なのでしょうか。一応付近の拡大画像をを載せておきます。 さて、羽の根本の茶色い部分についてですが、画像を順に調べて見ると、右翅から左翅に突然移動しており、その間の時間は25秒でした。拡大したものを下に載せます。上の画像と比較すると分かりやすいと思います。ピントはそこそこなのですが、翅脈と重なって何か判別できません。多分ダニでしょうね。 このダニにやられて、元気が無かったので、ゆっくり写真を撮らせてくれたのかもしれません。 宮崎市木花 木花神社、 2011年12月18日
by tukikui
| 2012-01-12 21:22
| コバエ
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