フキの葉裏には、1mm弱ぐらいの小さなコバチは結構たくさんいるが、ちょっと今の機材では無理なので、次々にめくっていると、巨大とも言えるアブラムシが1頭、ゆっくりと歩いているのに出会った。翅が胴の2倍以上あり、触角もそれに近い長さがある。足も細いが長く、体を高く浮かせて歩行。色は全体に茶色だが、黄色い縞が腹部にある。胸の感じはチャタテムシにも似ている。フキは何十枚もめくったが、この1頭だけだった。
体長2.1mm、前翅長4.3mm、触角を前に伸ばすと翅先まで9mmというすばらしい大きさになる。アブラムシも素人なので、虫ナビで絵合わせすると、ヒゲナガアブラムシの仲間のようで、色はゴボウーー、ジャガイモーー、シソーー、など野菜の名前のついた当たりが雰囲気が近い。解説を読んでいると、フキの葉につくという記述があったヤマブキーーがとても似ていたので、これにした。とても似ているジャガイモーーとの違いは、頭部背面の毛の長さらしいが、私の写真の倍率では毛さえ見えないのが、少し心配。このくらい大きいとアブラムシも撮影しがいがある。
追記
コメントでのご指摘で、種の判定は無理のようなので、ジャガイモヒゲナガアブラムシにタイトルを変更。参考に虫ナビに
リンク。属名も間違っていたので削除。
宮崎市内海 野島神社、 2012年1月14日