落ち葉の上に小型の黒いハチ? 羽繕いをしていた。体の感じがアリに似ていて、光沢がある。複眼は少し赤みがかかっている。さすがにしつこくストロボを焚いていると、疎ましく思ったのか歩き出す。何故か歩きにくそうなコケの上へ突入し、あきらめて飛び立つ。
30分後ぐらいに10mぐらい離れた葉表にまたいた。同種と仮定して続けて載せる。くるくると適当な間隔で回ってポーズをとってくれるので、一カ所から撮っているのだが、全方向からの画像を得ることができた。皆さんに、こういう行動を見習って欲しい。腹部が金属でできているようで光沢が非常に美しい。複眼は上下で色が違う。この違いは画像で撮れていないが、個眼の大きさの違い。上の色の濃い方が小さい。これだけ近くから撮れているのに、複眼が分解していないのもすごい。
パソコンで画像を拡大すると羽は2枚で平均棍もあって、ハエと分かる。ネットで調べてツヤホソバエ科があやしい。この科でgoogle検索すると1ページ目に
自分のサイトが出てきてがっくり。確かに見覚えのある形ではあったが。参考に、
街中のほんの小さな自然の似た種にリンク。
BABAさんのサイトのSepsidae Dicranosepsis unipilosaは一見同種でないかと思うほど似ているが、種の判定のポイントである前脚の腿節のトゲがこのハエにはない。
宮崎市鏡洲 加江田渓谷、 2012年10月13日