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神社の壁に白い蛾が張り付いていた。翅は薄くて壁の色が透けて見える。茶色を中心に黒や水色など複雑な模様。多分鳥の糞への擬態だろう。しかも腹部先端あたりには黒い点があり、虫の頭部に似せてあるようにも見える。胸部背面あたりがぼんやりと丸くなって本当の目の位置を分からなくしている。複眼の場所は鳥などが一番狙う場所なのだろう。
![]() ![]() 前翅の楕円形のような模様も意味ありげで、特に何か似ているわけでは無いが、細い側が頭で小型の甲虫か何かの虫のようにも見えないことはない。よくある2つで鳥の両方の瞳を表しているパターンかもしれない。そうすると、茶色の模様の中の白い細い線は瞳に反射した光と言うことになる。遠くから眺めると、アシナガバチの輪郭にも似て見える。しかし、人間が眺めると全体で抽象画のようで、味わい深い。 名前を調べると、カギバガ科カギバガ亜科モンウスギヌカギバがもっとも近いようだ。 追記(2015/7/12) 最近、この記事にアクセスが多いので、調べて見た。どうも、モンウスギヌカギバの翅の模様がハエに擬態しているという記事が出て、その影響のようだ。ちょっとハエには見えないが、熱帯にはこのように見えるハエもいるかも知れない。このように他地域の虫や、昔の時代の虫などに擬態されると、なかなか思いつかない。 google検索では、2310件中の3番目に掲示されていた。もちろん、トップは「みんな蛾」、2番目は「蛾色灯」、このサイトは、初めて知ったが、落ち着いた感じの画像が美しい。学名についてのコメントも珍しい。 ![]() ![]() ![]() 宮崎市鏡洲 丸野神社、 2012年9月17日
by tukikui
| 2012-11-01 00:43
| 蛾・蝶
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