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フキの葉裏をめくると小さなアリ。当地では冬場でもふらふら歩いているアリが結構いるので、珍しくない。しかし、腹部のくびれ方がおかしい。アリグモ、ハネカクシなどの可能性を考えたが、羽の見えないコバチではないかと、現地では結論。体長2mm弱。初物なのでがんばって撮影。
家でモニターで拡大すると、ハチにしてはかなりおかしい。複眼の形、触角の節の数などからハチではなさそう。そして、3枚目の画像で、どうも口吻のような物が見える。すると、カメムシ。すぐに思い浮かぶのがホソヘリカメムシだが、ネットの画像とは触角の長さや大きさなどがかなり異なる。色々読んでみると、ホソへリカメムシがアリに擬態しているのは、1令と2令だそうで、ネットの画像はすべて2令で1令の画像が見付からない。それで消去法だが、ホソヘリカメムシ1令幼虫ということにしておく。 久しぶりに、完全にだまされて快い敗北感を味わった。このサイズになるとまだまだ、知らない世界が拡がっている。 追記(2014年) 2013年9月に似た感じのカメムシを捕らえ、ヒョウタンカスミカメ属の1種と判明。この個体もどうも同属のようだ。 宮崎市鏡洲 加江田渓谷、 2012年12月16日
by tukikui
| 2012-12-23 22:29
| カメムシ
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