砂浜へ行って何か海岸性の虫でもいないかと探して見たときの画像。草もかなり生えている砂の上を小さな虫が割と速い速度で歩いている。中々止まらない。砂が平坦でないので、歩いたままシャッターを切ってもピントが合っていない。砂を掛けたり、息を吹きかけたりして静止させて撮影。とても目の大きなカメムシでセミに似ている。触角は前の方へ向けて歩く。体の色は黒色を基調として白と茶の模様、バックの砂は、白黒茶の3色なので、よく擬態している感じ。体長は3mmぐらい。目が慣れてくると1m四方に1頭ぐらいの割合で見つかり、結構いる感じ。画像は数個体が混ざっている。
探していると似たような形で羽の無くてやや小さい真っ黒なカメムシもいた。状況から見て、幼虫だろう。画像で見ると光沢が強くクロゴキブリの幼虫に似ているが、本物は小さすぎでどちらかというと、アリのよう。歩みは親より少し遅く、時々立ち止まる。体長は2mmぐらい。
形態に特徴があるので、ネットで探して見るとヒメオオメカメムシと当たりは付いた。特に海岸性のカメムシでもなくどこにでもいるようだ。捕食中の画像もたくさん載っていたが、虫の少ない砂浜でそのようなシーンには出会えなかった。
参考に
おちゃたてむしさんの所にあったので、リンクする。ヒメのつかない方はどのくらいの大きさなのか興味が出て、調べると
そらさんのサイトに載っていた。サイズは同じぐらいで頭がオレンジ色をしていた。
宮崎市木花 木崎浜、 2013年6月22日