地面近くの小さな花の写真を撮っていると直ぐ横に飛んできて止まった蛾。こういう者は少し動いただけで再び飛んで行くことが多いが、これはそこにおちつてくれて撮影できた。特徴は小さな縮れ模様が小さな楕円状になっていて一応2カ所目玉模様になっている。また、羽中央の白斑は目立つ。縁毛もそろっていてかなり新鮮な感じ。体長は測れなかったが、わりと大きく5mm以上あった感じ。
特徴もはっきりしておりよく見る者なので、久しぶりにネット検索。まずは
「南四国の蛾」をさがす。地域が近く、写真もきれいで見やすく、網羅されているので、普通種がここにないことは無いと信じている。ヒメハマキ類を全部見るがない。しかたなく、みんな蛾のヒメハマキをめくると合った。絵的には完全一致と言っていい感じ。1987年記載の新しい蛾で、白斑はメスのみにあるそうだ。
「南四国の蛾」には擦れたオスが載っていて見逃した。2013年に四国初記録となっている。検索で129件のみのヒットでネットでもまだ情報は少ない。
多摩餓廊と
みんな蛾へリンク。10年ぐらい前の宮崎県蛾類リストには載っていないので、県初記録かも。この手の小蛾では珍しいことではない。
宮崎市清武 今泉神社 2014年 3月21日