連休は御池に霧島昆虫調査に行ってみた。1泊して晴れと雨だった。雨の強い時は写真が撮れなかったが、コケや新緑がきれいで楽しめた。野鳥も姿は見られなかったが、常にさえずりが聞こえており、朝などはすごかった。
さて、ここは、ヤマビルが多いことで有名なところ。1カ所で3分も立ち止まると1匹は長靴を上がってきている。カメラやリュックを地面に置くと、人の臭いか体温か?ですぐにヒルがよってくる。結構気をつけていても、ふと手元を見るとヒルが這っていると、ぎょっとなる。撮影や観察に集中できない。
普段は、枯葉や木の枝などをシャクトリムシに少し似るが非なる独特の動きで這っているが、近くに人がいると分かると速度を上げてかなり速く這う。静止画では分からないが、細い方が頭でかなり伸びる。今回は1回だけ少し吸われたのが後から分かっただけだった。大きさは表現しにくいが静止時は5×10mmで楕円形状だが、這うときは4cmぐらいまで伸びることもある。
ネットを見ると背中に3本の線があるのがヤマビルのようだ。他にチスイヒルというのも居るらしい。鹿が多いのでヒルが多いという記事もあった。確かに地元の加江田渓谷ではヒルも鹿もいない。
都城市高原町 御池、 2015年 5月2日